BEIRUT<ベイルート>
ニューメキシコ州サンタフェ出身のザック・コンドンのソロ・プロジェクトとして始まる。2006年5月、コンドンが若干19才の時の宅録音源 をもとに制作したデビュー・アルバム『Gulag Orkestar』をニューヨークのレーベル、Ba Da Bing!からリリース。コンドンの低く艶やかなクルーナー・ヴォイスと、東欧への旅からインスパイアされたというバルカン音楽の影響がDIYな多重録音 によって織り込まれたユニークなサウンドは瞬く間に世界中から注目を集め、同年11月には4ADから、初のバンド録音を収めたEP『Lon Gisland』をカップリングした2枚組の形でもリリースされる。2007年10月には、フランスへの憧憬を色濃く反映させたセカンド・アルバム 『The Flying Club Cup』を発表。とりわけヨーロッパでの人気を不動のものにする。2009年には、メキシコのオアハカで現地のビッグバンドと録音した『March of the Zapotec』と、対照的にコンドンの宅録によるエレクトロニックな『Holland』をカップリングしたEP2枚組をリリース。現在はブルックリンを 拠点としつつ、6人組のバンド編成でライヴを行っている。
<トクマルシューゴ>
東京都出身。2004年のデビュー以来、これまでに4枚のフル・アルバムを発表。作詞・作曲、アレンジ、演奏、レコーディング、ミキシ ングまでを自身で手掛ける。ステージでは、ソロ、トリオ、セクステット等、様々な編成とアレンジを使い分けながら、録音とは異なる推進力に満ちたパフォー マンスを展開。日本語詞による独自のポップスを追求していながら、その音楽は欧米やアジア各国でも高い評価を得ている。
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