BB SEATON
Matt Sounds
Selector: Tommy Far East
OVERHEAT MUSIC Presents
BB SEATON meets Matt Sounds
各地でソールド・アウトとなり回を重ねるごとにファンを熱狂させている「ロックステディ・レジェンド」シリーズが今回で6回目となる。このシリーズは、最近のアナログ・ブームと呼応するジャマイカの人間国宝級レジェンドたちのステージをナマで見られる貴重なライブだ。既に50年以上歌い続けられるヒット曲の持ち主であり、そのオリジナル・レコードには高価な値がつく生きるレジェンドたち。
そして、遂にやってくる大物、The Gaylads(ザ・ゲイラッズ)のBB SEATON(ビービー・シートン)の登場だ。BB はThe Gayladsのリーダーとして、ジャマイカのモータウンと称されるコクソン・ドッドのスタジオ・ワン・レコードで本格的に活動を開始し「Peculiar Man」「Red Rose」といったヒット曲を含む鮮烈なデビュー・アルバム『Soul Beat』をリリース。その後はHigh Note やGay Feet、Beverley’s などの名門レーベルから「ABC Rocksteady」「Joy In TheMorning」など数々のヒットを飛ばし、多くのアーティストにカバーをされている。
また、BB SEATON はケン・ブース、ザ・メロディアンズ、デルロイ・ウイルソンなどのビッグ・アーティストにも多くの楽曲を提供している。
今回の来日公演のバックは、これまで通り「ロックステディ・レジェンド」シリーズで、Keith & Tex、Carlton & the Shoes、Leroy Sibbles(The Heptones)、Stranger Cole、Christopher Ellis と名立たるアーティストのサポートを完璧に努めてきたMatt Sounds。
公演日 |
2017.05.02 (火) |
会場 |
渋谷クラブクアトロ |
開場/開演 |
19:30 / 20:30 |
料金 |
前売 ¥5,000 / 当日 ¥6,000
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ドリンク |
D別 ※当日入場口にてドリンク代として500円頂きます。 |
一般発売日 |
2017.02.25 (土) |
チケット販売 |
e+チケットぴあローソン |
お問い合せ |
OVERHEAT MUSIC TEL:03-3406-8970 |
BB SEATON(from Gaylads)
(1944年キングストン生まれ)
ハリスBBシートンは、60年代初頭、16歳からシンガーとして歌い始めている。ウインストン・デラノ・ステュワートとBBシートンは Winston & Bibbyというデュオを組み2曲をレコーディングしていたが、64年にモーリス・ロバーツが加入してthe Gayladsがスタート。ジャマイカのモータウンと称されるコクソン・ドッドのスタジオ・ワン・レコードで本格的に活動を開始し「Peculiar Man」「Red Rose」といった曲を含むデビューアルバム『Soul Beat』をリリースし、スタジオ・ワンでの地位を築いた。同時にケン・ブースらとBibby & The Astronautsというバンド活動も行い『Soul Beat』のほとんどの演奏を行っているだけでなく絶大なる人気を誇り、スタジオ・ワンでのレコーディングに非常に強い影響力も持ち合わせていた。
しかしGayladsは1967年後半にはスタジオ・ワンを離れ、High NoteやGay Feetというレーベルを主宰するソニア・ポッティンジャーのRainbowレーベルからリリースされた「Hard To Confess」が大ヒットとなり、それに続く「ABC Rocksteady」はGay Feetレーベルからのヒットとなりロックステディ期の名曲として今も歌い継がれている。
WIRLのために録音した「Joy In The Morning」もまた大ヒットとなり、カバーされて世界中で永遠にプレイされるジャマイカを代表する一曲となった。
またBB シートンはケン・ブース、メロディアンズ、デルロイ・ウィルソンらに曲を提供するだけでなく、彼らと共にアーティスト初のレーベル、Linksを立ち上げ、ケン・ブースの「Can't You See」やメロディアンズの「It Comes And Goes」などをヒットさせたが他のプロデューサーたちの締め付けのために終了する。
他にも当時ヒットを量産していたレスリー・コングのBeverley’sレーベルでレコーディングも行い「There's A Fire」「My Jamaican Girl」、サード・アルバムのタイトルにもなった「Fire & Rain」などでチャートを賑わせた。BBシートンは自身のレーベルSoul Beatを設立し彼のバンド、Conscious Mindsが演奏を担当してレーベル運営やジャマイカ人ミュージシャンたちの著作権保護活動にも尽力し、現在はロンドン在住、精力的にアーティストとしての活動を続けている。