ジャネット・クライン
―チャップリンの世界からタイムトリップした歌姫―

1998年「Come into My Parlor」でデビュー。ウクレレを片手にハリウッドを中心に活動するボーカリスト。音楽、アルバムのアートワーク、ステージの衣装など、すべてのスタイルが戦前、20世紀前半のイメージで、まるでベティ・ブープがそのまま画面から飛び出したと形容され、アメリカ本国だけでなく、ヨーロッパ、オーストラリア、日本の音楽ファンに衝撃を与える。「ほとんど知られていない、愛らしく、いかがわしい曲」である、第2次世界大戦以前（1910年代～ 30年代）のアメリカ音楽、ポップス、ヴォードヴィル、ブルース、ラグタイム、ジャズ、ハワイアンなどを好んで歌い演奏している。可愛らしくノスタルジックな歌声は、懐メロファンだけでなくカルチャーに敏感な若者たちも惹きつけている。今までに8枚のアルバムをリリース。過去に4回の来日を果たし、2008年にはフジロックフェスティバルに出演。今年の5回目のツアーはデビュー20週年のベスト・アルバムを引っ提げて10年ぶりの来日。