Lambert, Hendricks & Rossののスタイルを完璧に継承するヴォーカリーズ・ユニットH.I.T.
待望の初CDアルバムを携え、東阪クアトロ・レコ発ツアーが決定!
心から憧れた粋なジャズ。
中学高校時代、スイングジャーナルを読み耽るようなジャズ少年だった。その堅苦しさをほぐすようにラジオでかかるジャズは良いのが多かった。歌ものが得意な大橋巨泉、ブラジルなど北米をはみ出してかけてくれる中村とうよう、AMラジオではご存知、糸井五郎はレイ・チャールスを紹介し、乾宣夫のマジックピアノはいつもかっこよかった。マイルス・デイビスを筆頭に、生で見たデューク・エリントン・オーケストラやキャノンボール・アダレー・セクステット、アート・ブレーキー&ジャズメッセンジャーズなどに大いに熱中したものだ。そしてかっこ良すぎて神棚に入れてしまったのが渋いジャズヴォーカル系、トニー・ベネット、アニタ・オデイ、カーメン・マクレー、そしてとりわけランバート・ヘンドリックス&ロスあたりだった。
その後ロックな大学生になり、二十歳を少し超えて渡米すればレヴォリューションの真っ只中、髭もたくわえていっぱしのヒッピーになって帰国する頃にはジャズのことはすっかり忘れてしまっていた。
そして半世紀、神棚の奥からひびく粋なジャズが届く!
にわかには信じがたい完璧なジャズハーモニーが東京の我が同胞から。それが今回ご紹介する H.I.T.( ハッチ、イトウ、トクの3名)による配信ライブだった。複雑な和声と曲芸のような早口フレーズを操る三人の強者。リーダーのトクさんはチェット・ベイカーのように管楽器と歌の2本立て。そういえば、ナット・キング・コールはもちろんのこと、メル・トーメだって良いピアノを弾き、サミーデイビスJrに至っては歌、楽器と踊りもなんでもござれ。このような方々というのは、音を出せばジャズになってしまうのだろう。ただ事ではないのだ。そしてH.I.T.を支えるピアノトリオ(宮川純 、楠井五月、二本松義史)の達者さには誰しも驚くであろう。
半世紀前、なかば封印した私のジャズはかくも幸せに、息子娘世代の天才児達によって目出度くこじ開けらることになったのだ。
(久保田麻琴)
H.I.T. ファーストアルバム『Diggin’ the Sounds』、会場にて先行販売いたします!
『Diggin’ the Sounds』 Produced by 久保田麻琴 BRIDGE-358 全10曲入り \2,500(税別)
公演日 | 2022.05.24 (火) |
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会場 | 渋谷クラブクアトロ |
開場/開演 | 18:00 / 19:00 |
料金 | 前売 ¥5,000 当日 ¥5,500 |
ドリンク | D別 ※当日入場時にドリンク代¥600いただきます。 |
一般発売日 | 2022.04.09 (土) |
チケット 販売 |
e+ チケットぴあ ローソンチケット |
お問い合せ | 渋谷クラブクアトロ TEL: 03-3477-8750 |
【ご来場のお客様へ】
・当日ご入場前に検温をいたします。37.5度以上のお客様は入場をお断りする場合がございます。
・入場口にてアルコール消毒液による手指の消毒を行っていただきます。
・必ずマスクを着用の上ご来場ください。
・場内では十分な間隔を確保しての整列にご協力ください。
・当日ご入場前に問診票にご回答いただき、お客様のお名前とご連絡先を頂戴します。
本公演で感染者が確認された場合は保健所等関連機関に提出する場合がございます。