■ザ・たこさん
1993年大阪で結成。関西ソウルシーンで絶対的カリスマと知名度を誇るゴッドファーザーバンド。ソウル・ブルーズ・ファンクを軸にした骨太のグルーブ にのせ、「悲しき怪人」こと安藤八主博(ヴォーカル)が独特の世界観を謳いあげるスタイルは、唯一無二の存在として語られる。なかでも4人が繰り広げるソ ウルマナーに則った圧倒的なステージングは必見。ある時はマントショー、ある時は額からの流血、そしてある時は鯖(サバ)がステージを舞う(!?)。そんなライブショーは、フジロックフェスティバル(04・06・09・13年)でも披露され、3度のアンコールに応えた後も拍手が鳴り止まず、演奏ストップが入るという大盛況となった。これまでに5枚のアルバム、マキシシングル2枚、7インチシングル2枚、12インチシングル1枚、ドキュメンタリビデオ2本をリリース。結成18年を迎えた2011年から現在のメンバーとなり、新たな音楽性を取り込みながら、天井知らずのパフォーマンスを見せている。2014年9月6日(土)服部緑地野外音楽堂にて『ザ・たこさんの無限大記念日2』を開催!
http://www.the-takosan.com
■マキタスポーツ
2012年に公開された山下敦弘監督作品「苦役列車」の好演をきっかけに第55回ブルーリボン賞 新人賞、第22回東スポ映画大賞 新人賞をダブル受賞し、役者として大躍進を遂げている。昨年から今年にかけてもNHK連続テレビ小説「花子とアン」、ドラマ「みんな!エスパーだよ!」、「ルーズヴェルト・ゲーム」等、注目を集めた作品へのレギュラー出演を決めて世間を騒がせている。
音楽活動も著しく、自身がリーダーを務めるバンドでアルバム「推定無罪」を発表し、スピードスターレコーズからメジャーデビュー。その他も、CM「アースジェット」、ゲーム「ポップンミュージック」「太鼓の達人」への楽曲提供も行うなど、現在はアーティスト・役者以外の活動にも目が離せない。
■渡辺祐(わたなべたすく)
自称「街の陽気な編集者」(マジメに書けば)エディター/ライター。1959年神奈川県出身。編集プロダクション、ドゥ・ザ・モンキー代表。80年代に雑誌「宝島」編集部を経て独立。以後、フリーランスの編集者/ライターとして活動。テレビ「タモリ倶楽部」などにも出演、FM局J-WAVEでは土曜午前の番組ナヴィゲーターも務めている。音楽(特にブラック)、カルチャー全般を中心に、落語、食、酒、そしてザ・たこさんなど守備範囲は変に幅広い。