MFQ
Modern Folk Quartet
オープニングバンド:
レイニー・ブルー/ ブリーカー・ストリート・バンド
Farewell Tour
公演日 |
2016.11.22 (火) |
会場 |
梅田クラブクアトロ |
開場/開演 |
18:00 / 19:00 |
料金 |
前売 ¥7,500 当日 ¥8,500 ※全自由・整理番号付 |
ドリンク |
D別 ※入場時にドリンク代が500円別途必要です。 |
一般発売日 |
2016.10.08 (土) |
チケット 販売 |
梅田クラブクアトロ e+ チケットぴあ ローソン
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お問い合せ |
梅田クラブクアトロ TEL: 06-6311-8111 |
僕がModernFolkQuartet MFQのレコードを最初に聞いたのは多分1964年だと思う。僕ら日本のモダン.フォーク・カルテットも彼らとほぼ同じ頃ジャズのグループMJQを文字ってMFQと名乗って1963年の中頃から活動し始めた。そのうち,あれは確か大沢さんという日本で最初にSt. Paul Folk Singersというフォークグープを始めた方のお宅で見たHootenannyという雑誌だったと思う。アイビー風に背広で極めた彼らの写真を見て僕らと同じ名前のグループがアメリカにもあることを知った。
早速渋谷のヤマハで彼らのLPを注文して数ヶ月後に届いたそのアルバムを聴いてぶっ飛んだ。それまでのフォーク・グループは殆ど3度とか5度の単純なハーモニーだったのに彼らMFQのハーモニーはまるでフォー・フレッシュマンみたいな複雑なクロス・ハーモニーだったからだ。これはまずいと思った僕ら日本のモダン.フォーク・カルテットも64年頃にはかなり名前も知れ渡ってきて、今更名前を変えることはできなかったのでそのまま活動を続けた。一方アメリカのMFQも1964年に2枚目のアルバムChangesを出した後、折からのフォークロック・ブームに呑まれてそれまでのアコウスティックなフォークからエレキが入ったフォーク・ロックへと転身を図るべくフィル・スペクターをプロデューサーに据えてシングルをレコーディングしたが発売されず最終的にバンド活動をやめてしまった。僕ら日本のモダン.フォーク・カルテットも65年秋に解散、メンバーの 真木壮一郎はマイク真木と名前を変えソロになり「バラが咲いた」で爆発的な人気を得た。
ということで僕とMFQの関わりは1964年のデビューアルバムを聴いた時から未だに続いているのですが彼らのライブを聞くことができるのもこれが最後だと思います。
多分日本で最も愛されたフォーク・グループの一つ、MFQのラスト・ツアーです。彼らの最後の演奏を聴きに来てください。
<トムスキャビン 麻田浩>