2017.06.07 WED.
Jesse Harris
<ジェシー・ハリス>
ジェシー・ハリス「カメレオンのための音楽」来日ツアー 2017
Jesse Harris "Music For Chameleons" Tour in Japan 2017
JESSE HARRIS (Vo, G)
JEREMY GUSTIN (G) from Star Rover
WILL GRAEFE (Ds) from Star Rover
JASON LADER (B)
ノラ・ジョーンズの大ヒット曲、20世紀を代表する名曲「Don't Know Why」の作者。2003年グラミー賞受賞の天才シンガー・ソングライター、ジェシー・ハリス。
2012年のアルバムリリースツアー、2013年3人組ユニット、TRIO ESTRANGEIROS公演以来の来広が決定!
「カメレオンのための音楽」
ご存知、トルーマン・カポーティの同名小説から、そのタイトルを拝借したジェシー・ハリスの最新作がもうすぐ届きます。さっそくYouTubeには、先行シングルともいうべき一曲「I’m Not On Your Mind」が公開されているので、まずはご一聴ください。 トレモロ感たっぷりのイントロから始まるこの曲の、その幻想的な印象もさることながら、なによりも、歌い出しのそのリリックの響きに、ほんの一瞬でも、うっとりしてしまうことはないだろうか。
In the night when the lightning came
Lit the ocean like a flame
With a boom broke crashing in
Got me up, looked for signs of you again
And it hurts to know
That I’m not on your mind
…
きっといつか口ずさみたい、このなにげないフレーズ。さりげないメロディー。 こんなところにこそ、やっぱり、ジェシー・ハリス然とした、いつもどおりの、あの自然体が醸す魅力をぼくらはみつけだすのです。
ジェシーのステージもまた然り。このとおり、なにげなく、凛とした佇まいのなかに、なにか特別な秘密を隠しているような、それでいてどこかぼくらの身近なもののような、そんな不思議な距離感があるのです。
前売 ¥5,000
当日 ¥6,000
広島クラブクアトロ
※広島クラブクアトロでのチケット販売は営業日の開場1時間前から終演後のみ
Official Site
ヒルストーン
[bold]Jesse Harris
<ジェシー・ハリス>[/bold]
稀代の天才シンガーソングライター。
アメリカン・フォークやカントリーといったルーツ・ミュージックの匂いを残しつつ、ニューヨーカーならではの都会的なセンスと、ブラジル音楽にも通じるさりげない軽快さを備えた絶妙なメロディが魅力。
1969年NY生れ。幼少からクラシック・ピアノを習い、10代でボブ・ディランやニール・ヤングを聴くようにりギターを手にした。レベッカ・マーティンと組んだ「ワンス・ブルー」で1995年にEMIからデビューし、セルフタイトルのアルバムを1枚リリース。デュオ解散後に、トニー・シェアー(G)、ティム・ランツェル(B)、ケニー・ウォールセン(Ds)と「フェルディナンドス」を結成。よりオーガニックでレイドバックしたバンドサウンドで、当時のNYイースト・ヴィレッヂ界隈のアットホームな雰囲気を芳醇に伝える佳作を残している。
同じ頃、イースト・ヴィレッヂにあるクラブ「Living Room」を拠点に活動を続けていたノラ・ジョーンズのバンドにも参加し、世界的なヒット作となったノラのデビュー・アルバム「Come Away With Me」の制作に全面的に関わった。このアルバムに提供した「ドント・ノウ・ホワイ」は2003年のグラミー賞最優秀楽曲賞を受賞し、一躍その名を世界的に知られるようになった。
以降、スモーキー・ロビンソンやウィリー・ネルソン、ソロモン・バーク、エミルー・ハリスなどの大御所から、キャット・パワー、ファイストなど新進アーティストへの楽曲提供、メロディー・ガルドー、マデリン・ペルー、リズ・ライト、マリア・ガドゥら女性シンガーとのコラボレーション、ブライト・アイズなどのオルタナティヴなアーティストや、マリーザ・モンチへの客演など活動の場は多岐にわたる。近年はブラジルのミュージシャンとの交流を活発に行う。親日家としても有名で、これまでに多数の来日公演を行い、畠山美由紀やおおはた雄一、Port of Notesなど日本人アーティストのアルバム・プロデュースも手がけている。
頑ななまでにシンプルなサウンド作りにこだわり、楽曲作りやプロデュース・ワークにおいては、きらびやかな演出や小手先の装飾などをすることがない。楽曲が持つ本来の美しさを、温もり溢れるサウンドで伝える質実さを身上としているミニマリスト。
「Music For Chameleons」 2017/4/12リリース
現代屈指のコンポジション / ソング・ライティングで多くのアーティストを魅了するジェシー・ハリス、待望の新作。
ノラ・ジョーンズが歌い、大ヒットとなった楽曲“Don’t Know Why”で一躍脚光を浴びたのを始め、ウィリー・ネルソンや、メロディ・ガルドウといったスター・プレイヤーにも楽曲を提供。また昨年は、ジャズベースの巨匠チャーリー・ヘイデンの血を引くペトラ・ヘイデンとタッグを組んだ作品『シームド・ライク・ア・グッド・アイディア』を発表するほか、あのプリンスも絶賛したというキャンディス・スプリングスにも楽曲を提供して、大きな話題も集めました。
今回は、マルーン5 のJason Ladar をプロデューサー、及びベーシストとして迎え、同グループのメンバーJesse Carmichae も、Star Rover の面々 (Will Graefe, Jeremy Gustin) とともに参加。
正に、ジェシー・ハリスの魅力が満載の13曲。ライヴでもよく演奏するというインストのラスト曲まで、一気に聴いてしまいます。そして、何回聴いても新しい発見と、心地よさを感じられる作品。
タイトルはトルーマン・カポーティの作品から。