1960年代からフリー・ジャズの世界を引っ張ってきたオーネット・コールマンが６月に85歳で亡くなった。 個人的にマーク・リボウやジャマルディーン・タクマ等とオーネットを日本へ呼ぼうよと話をしていたのにすごく残念だった。 そんな時NYのオーネットの元でサックスを勉強したSoon Kimさんから連絡が有りオーネットと関わりがあったミュージシャンと日本でライブをやりたいのだがという話だった。スケジュールを確認して可能な人が賛同してくれた。 サックス・Soon Kim（NY、ニュージーランドをへて今は東京で演奏活動をしている）に加え ドラムス・Calvin Weston(カルヴィン・ウエストン,オーネットのバンドPrime Timeのドラマー） ギター・Vernon Reed(ヴァーノン・リード,リヴィングカラーのギタリスト、プロデューサー） ベース・Al McDowell (アル・マクドウエル,カルヴィンと同じくオーネットのバンドPrime Timeでベースを弾いていた） の3人がが参加してくれる事になった。 彼らはオーネットを懐かしむだけでなく自分たちがオーネットから受け継いだものをさらに発展させる事が師オーネットへの自分たちができる恩返しだと言っている。オーネット学校には他にも沢山のミュージシャンが居て今回は急な事でスケジュールが会わなかったミュージシャン達が居るがその分もこの４人ががんばってくれると思う。 （麻田浩）